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ことば事情

「平成ことば事情」というHPを愛読しています。

読売TVの道浦俊彦アナウンサーが、日々の業務で気づいたことを軽妙なエッセイ形式でつづっており、日本語の奥深さが痛感できる良サイトです。私も川北と同じ門下で日本語学を学んでいた時期がありましたので、更新されるごとに「ほっへー」と感嘆しながら興味深く読ませて頂いております。

だが最近、ちょっと気になるエントリが。

◆ことばの話3679「トレンカ」

<あらすじ>
番組の共演者の女性より、レギンスの丈には様々な種類がある、ということを聞かされ驚嘆する道浦アナ。
「トレンカ」「デニール」という用語を新たに覚え、勉強熱心な彼は、それを一生懸命メモるのだが…

<引用>
フムフムそうか、とメモを取っている私の姿を、新しく「ミヤネ屋」に入った外部制作会社の若い女性スタッフが、ちょっと不審気に見ている様子に気付いた森若アナウンサーが、私の代わりに弁明してくれました。
「決して道浦さんは、変な趣味でこんな話をメモしてるんじゃなくて・・・」
って、説明されれば説明されるほど、なんだかヘンなおじさんになっていく気がしたのでした。



ここまでは、微笑ましいエピソードというか、中年の悲哀カテゴリーに属する普通の話なのですが、「2009/8/18 追記2」というエントリでは、若干様子が変わってきます。

<引用>
大阪の街で、女性がはいている「レギンス」の丈の分布はどういうふうになっているか、「観察」してみました。結果は以下のとおりでした!
*「何分丈のレギンスをはいているか調査(観察)」(道浦調べ・合計151人)
(1位)七分丈 =30人(19,8%)
(2位)八分丈 =29人(19,2%)
(3位)トレンカ =27人(17,9%)
(4位)六分丈 =22人(14,6%)
(5位)九分丈 =19人(12,6%)
(6位)十分丈 =17人(11,3%)
(7位)五分丈 = 7人(4,6%)



なんというか、ニュータイプでなくてもプレッシャーを感じる数字の群れ。大阪の女性全員がレギンスを履いているわけではないでしょうから、「観察」した女性のサンプル数はこの数倍に上るわけです。しかも細かい丈の違いを見分けるのはさぞかし骨の折れる作業だったでしょう。サイト上部にある本人の写真のような、熱意溢れる様子で調査していったということは想像に難くありません。べんきょう、べんきょう!

道浦アナ、これからも「言葉事情」応援してます!
捕まらないで下さい!

  by sinnsirakawaminor | 2009-08-27 13:58 | ひでみつ

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