トイレにて父を想う

酒飲んだ翌朝のおしっこの匂いって、独特ですよね。

分解されかけのアルコールが多少混ざっているからなのでしょうか、何というか、オークの樽で長期熟成されたような豊かなコクとフルーティーな香りで、一度田崎真也にでも感想を聞いてみたい気がするほどです。

そして私は、その熟成された匂いをかぐと父親を思い出します。子供の頃、私は父と「ツレション」をするのが好きでした。好きすぎて父がトイレに行くとついて行き、同じ便器に向かって同時に放尿を始めるという、大人がやったらかなり奇癖の類に属する行為をよくやってました。「チャンバラだあ~」とかいって。今思うと何が楽しかったのか理解に苦しみますが、一つ言えることは、母は掃除が大変だったろうということでしょうか。

まあとにかく、そこで酒飲みの父が放つものと、自分のものの匂いってやっぱり違ってたわけですよ。幼い自分にとっての大人の匂い。あれがおそらく、アルコールの匂いだったのですな。

二日酔いの朝に想う、時の流れと父の姿。父親にしてみると、あんまし嬉しくないとは思うのですが。
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  by sinnsirakawaminor | 2006-12-21 12:07 | ひでみつ

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