Innocent When You Dream

先日の夕方、原付に乗って隣街のららマートへ夕飯の材料を買いに行った時のこと。横のタバコ屋のシャッターが閉まっていたので、何の気なしに原チャリを店の横に停め、10分程度買い物をして戻ってきたら、「おぎやはぎ」のやはぎによく似た中年男性が、すごい形相で仁王立ちしています。店主と思しきその方はかなりご立腹で、開口一番のセリフが「貴様!警察呼んだからな!」でした。こえー。

こちらが全面的に悪いので、とりあえずひたすら謝ったのですが、相手も「警察呼んだから今更あやまっても無駄だぜ、ヒヒヒ…」と、眼鏡の奥の目を恍惚と光らせながら満面の笑みを浮かべるばかり。お話を伺ったところ、これまでに何人もの不心得者を「しょっぴいてやった(本人談)」との事でした。まさに商店街の頼れる存在。

買い物時でそこら辺りはびっしりと路駐されていたのに、店が閉まっているにも関わらずタバコ屋の前だけキレイな原因はコレだったのか!と自分の粗忽さを悔いても後の祭り。その店主さんは、「お前が駐車する所は一部始終見てたんだ!5分以内に戻ってきたら見逃してやったが、お前は15分も買い物しやがって、許せん!」と、両手に携えたストップウォッチとデジカメを見せてきます。おそらく、オージーポークにするか、国産きなこ豚にするかで迷いながら店内を徘徊してたのが原因かと。申し訳ない。

仕方が無いので、謝罪を受け入れてもらうのはあきらめ、店の前で店主と並んで立って、警察が来るのを待ちました。その時の私の主な関心事は「罰金かかったらやだな」ということと、「きなこ豚の鮮度はだいじょうぶだろうか」の2点で、あんまし彼の発言を熱心に聞いていなかったのですが、「俺は警察にだって容赦しない」、「弁護士の友達が沢山いる」、「俺に怖いものなど無いのだー」と、だんだんとヒートアップしていきます。無敵宣言をするタバコ屋と、生肉を抱えた僕。

やっと自転車にのった警察官が来た時には、あたりはたそがれに包まれ、私はかなりぐったりしておりました。若い警察官は、店主さんを店の中に誘導した後、苦笑いしながら「ああいう人もいるから、停めるところは気をつけなさい」と言った後、そのまま私を帰しました。

こんな高円寺が、私は好きです。


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  by sinnsirakawaminor | 2006-10-10 18:08 | ひでみつ

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