神の左手、悪魔の右手

インドの人々は伝統的にトイレットペーパーを使わず、左手で砂と水を用いて済ませるというのは有名な話。アブドゥルも「そこがいい」って言ってた気がします。

私が小学生の時、社会科の先生が授業中に、「インドでは左手を『不浄の手』としているから左手で握手しようとすると怒られる」なんて話をしていました。しかも先生調子にのって「それで殺された日本人もいた」なんて与太話をして、生徒は「インド人こえー!」なんて盛り上がったものでした。大丈夫だったのか、うちの小学校。

でも今考えてみると、私はトイレに入ると大抵の事は右手で行います。また耳掃除や歯磨きはもとより、コチンをえいえいする時も右手(気分を変える時は左手)を使っているわけですよ。明らかに不浄なのは、右手。

じゃあインド人に会ったら、「オレ左手の方がきれいっすから」なんて左手を差し出せば良いかというと、そうでもない。やっぱり「不浄の手」と握手するのはちょっと…と思うわけですよ。でもそうすると、やはり自分の右は汚れているという罪悪感を押し殺し、顔は平静を装いつつ右手で握手するしかないのか…すまん、インドの人。

つーか、どうせみんな左手が不浄だったら、不浄同士で左手でも握手すればいいじゃん、インド人。数学教育に力を入れる前に、そこらへんをしっかりして欲しいと思います。
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  by sinnsirakawaminor | 2006-09-12 10:43 | ひでみつ

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