おしりあい

バイト先のコールセンターでは、客から電話が掛かってくると、その人が登録済みの場合は名前や住所が目の前のモニターにポップアップされるしくみになっているのですが、先日、「尾尻さん」という男性から電話がかかってきました。

「尾尻」だけだったらべつに何ということもないのですが、難読だからということなのか、または巧妙に仕掛けられたトラップか、ご丁寧にもカッコ書きで「(おしり)」と漢字の後ろに記されており、思わずブホッとなりそうでした。

でも中年とおぼしき電話の主の声は、どことなく切なげで覇気がありませんでした。おそらく、今まで名前に関する悲しい出来事があまりにも多かったので、その心の傷がそうさせているのでしょう…彼の今までの苦労を考えたら私は自然と目頭が熱くなり、「がんばってください!」「私はおしりさんのことを応援しています!」なんて声をかけようと思いましたが、その時の私はいちオペレーター、そんなことを言える立場にありませんでした。まあ、相手にしてみれば大きなお世話ですな。なんだ、応援って。

そのかわりと言っては何ですが、おしりさんに比べたら君の苦悩なんて小さいものだと、今度みのるのギタリストに会ったら言ってあげたいと思いました。
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  by sinnsirakawaminor | 2006-01-30 13:44 | ひでみつ

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