馬は泣く

倉本聡著「北の人名録」を読了。

これは、「北の国から」や「風のガーデン」など、数多くの名ドラマの脚本家として知られる著者が富良野に移り住んだ後の、厳しい自然や地元の人々とのアグレッシヴなふれあいについて、鮮やかに描き上げたエッセイ集です。

その中で、「北の国から」でも登場したエピソードに「馬は泣く」というのがありました。
(以下、大友柳太朗演ずる笠松のじいさまの声で)

昔、北海道で人々が厳しい環境と戦い、自然を切り開き生活していくために、馬は欠かせないものだった。農耕馬として、時には交通の手段として苦楽を共にするも、しかし収入の途絶える厳しい冬にはその馬を手放さなくてはならない家も出てくる。

馬買いのトラックがくる前の晩、最後の晩餐として、いつもより上等な餌を食わせる。と、馬は自分の行く末を理解したかのように、家を離れたくないと飼い主に哀願し、涙を流す…


うわー、かわいそすぎ!もののあはれを感じて涙を流し、その流す涙によって見る人を涙させ、そしてその話を読んだ無類の馬刺し好きの私さえも号泣させるとは…馬ってなんて恐ろしい子!
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  by sinnsirakawaminor | 2009-02-05 13:12 | ひでみつ

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